groove in ロンドン報告 沖縄大衆音楽大全集2015 編

groove in ロンドンの中、沖縄大衆音楽大全集2015を広める活動で行った事を
こちらにまとめます。

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イーストロンドン大学、ライブ会場、
FMラジオ、カフェOTO 、カフェthe brocaで配布しました。
帰国にロンドンで行われたオキナワフェスティバルでも配布されています。
この中、FMラジオ番組、カフェOTO、カフェthe brocaをレポートします。

FMラジオ番組「far side raio」に出演

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far side radioについて
far side radio は、ロンドンにあるResonance FMにてオンエアーされている
音楽番組です。Resonance FMは世界で初めてアーティストによる運営を
目指し2002 年5月に開局されました。
FM局の前身はLMC(London Musicians Collective)と言い、ロンドンの
実験音楽や新しい音楽を発信する人たちが関係して、立ち上げた経緯があります。放送は地上波FMとインターネットで聴く事が出来ます。ロンドンやイギリス、
ヨーロッパの音楽ファンに、影響力を持っているのが特徴です。
far side radioは、パーソナリティ、ポール・フィッシャー氏の番組として沖縄と日本を中心とし、韓国、台湾など、東アジアの音楽を中心としたワールドミュージックを紹介する番組として人気があります。

ポール・フィッシャー(Paul Fisher) について
ポー ル・フィッシャー氏は、1991年より日本に11年滞在。1991年の滞在中に、Far Side Music Ltdを立ち上げて以来、25年に渡り、日本と沖縄の音楽を紹介し続けています。当時は、ワールドミュージックが盛んに扱われていた時期であり、ネーネー ズ、喜納昌吉、知名定男など、多くの沖縄アーティストを海外に紹介していました。2002 年にイギリスへ帰国した後は、レーベル運営、マネージメント、DJ、ラジオパーソナリティなど、音楽産業の世界に関わっています。同年、自身の番組として far side radioを開始。 BBCのウエブサイトにてワールドミュージックの紹介を行うなど、ロンドンにて東アジアの音楽事情通としての重要人物として知られています。

番組にて話した内容
ポール・フィッシャー氏自身、今の沖縄音楽シーンに非常に興味を抱いており、トークセッションでもテーマとなったライブハウスについて、沖縄大衆音楽大全集について、多くの質問を頂き、沖縄音楽文化を紹介する絶好の機会となりました。

 番組の構成(60分)
(1)rock in opposition and joy?について
(2)沖縄大衆音楽大全集2015について
(3)沖縄のライブハウス文化について
(4)今後の沖縄ミュージシャンの海外活動について

※沖縄大衆音楽大全集2015より、8曲をオンエアー。
※視聴者プレゼントとして10枚配布

オンエアーしたアーティスト
1.Bushman Matui
2.Amp Shop
3.Tea-chi
4.Saito’Juke’Hiroshi
5.doudou
6.nydes
7.しらんがわ
8.ARAGAKI Mutsumi feat. HENTONA Naoko

ポール・フィッシャー氏からの質問,沖縄大衆音楽大全集について
これはどこで配られましたか?
→イーストロンドン大学で行われたトーク&ライブセッション、カフェなどにて無料配布されました。

サンシンなど、沖縄らしい音を使っていないアーティストも入っていますね?
→はい。

そのアーティストを1組だけ聴いた場合、沖縄のアーティストと判断出来るでしょうか?
→なんの情報もなく聴いた場合、判断できないと思います。しかし、今回ライブセッションで共演した
クリス・カトラーさんは、私と上地さんの演奏について「オキナワリズム」と表現しています。沖縄という括りの中で捉えると、サンシンを使っていなくても出てくる音から、沖縄を感じる好例だと思います。また、今回の100組は、今の沖縄を
集めたコンピレーションです。100組が混在する音により、今の沖縄を感じて
欲しい。沖縄に住む音楽家が何を考え、何に感じているかを知って欲しいと
思います。

ポール・フィッシャー氏からのメッセージ:

「私が25年前に沖縄音楽を紹介し始めた時と、今のロンドンの音楽状況は全く
異 なります。当時は沖縄の事を紹介することは、イギリス人やアメリカ人にとって、沖縄、日本の音楽から何か新しい発見を得る事でした。インターネットの出現 によって、情報を得る事が容易になり、音楽を紹介する環境も大きく変わっています。音楽の種類も多様化し、youtubeには多くの音楽が公開されていま す。

紹介する媒体として雑誌やウエブサイトもとても多くあり、音楽にたどり着くまで、まるで多くのフィルターがかかっている印象を受けます。情報が溢れており、
その紹介する媒体でもフィルターがかかっている。音楽家の生の姿、音を発見するのは、とても難しいのが現状です。

SDカードに100組のアーティストを収めた企画はとても面白いです。まるで今ある沖縄の瞬間を閉じ込めたコンセプトであり、8曲をオンエアーしました が、どれも興味深く聴きました。民謡、古典ではない音楽、ジャズ、ロック、ポップなどそこに沖縄らしさ、沖縄のアイデンティティが感じられると思います。 音楽が溢れる現状、沖縄の音楽は特出しています。DNA として音楽を生み出すエネルギーに満ちている印象です。どのアーティストにもそのエネルギーを感じます。メジャーレコード会社から多くの沖縄アーティスト がリリースされましたが、それの流れと関係がなく、沖縄の音楽家自身が持っている情熱が、この25年を過ぎても続いています。

そ れは若い世代に引き継がれていて、様々なジャンルに及んでいますが、根底には音楽を生み出すエネルギーがあります。音楽産業の状況は大きく変わりました が、その中ライブは今でも重要です。もし、沖縄のアーティスト達が海を越えて活動できるなら、それはインパクトを与えると思います。そこで、リスナーはど のようにその情報を知り得るか、なるべく音楽家の生の姿に近い情報を知り得るかが課題となります。」

番 組は、インターネットを通じて聴く事が出来ます。ロンドン発信の情報として、60分間、沖縄音楽文化を紹介した事により、イギリス、ヨーロッパ圏を中心と した不特定多数のリスナーから多くの興味関心を引き出す事が出来ました。番組は今度も公開されている為、リスナーより同様な反応が継続的に期待できます。
番組URL
https://www.mixcloud.com/farsideradio/13th-may-2015-todays-okinawa-music-scene/

 

ロンドンの音楽発信拠点「Café OTO」 に20枚配布

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cafeOTOは、Overground線Dalston Junction駅より歩いて2、3分の所にあります。
ロンドンの音楽発表の場として非常に人気が高く、イギリス国内、海外、日本から、オノ・ヨーコなど著名人も含めて多くの音楽家が演奏に訪れています。
トークセッションをイーストロンドン大学で行った際に、ロンドンで最も創造的な音楽空間と紹介された事を伝えると、マネージャーがイーストロンドン大学出身者である事も幸いし、快く配布を了承頂きました。

cafe OTO
https://www.cafeoto.co.uk/

Blookly駅前に位置するカフェ「the Broca」 に20枚配布

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the Brocaは、cafeOTOと同じくOverground線より南ロンドンに位置するBrockley駅前にあるカフェです。音楽好きな店主が運営して おり、沖縄大衆音楽大全集の配布をお願いしたところ、フリースタイルの音楽が大好きだとの事もあり、快く了承頂きました。

the broca
http://www.brocafoods.com/


配布による反響

ポール・フィッシャー氏より、番組リスナーより大変好評であったとメッセージ
がありました。

アムステルダム(オランダ)在住の音楽家より、感激した旨を書いたメールが
届きました。

英語圏からメールが届きました。Grooveとの交流を希望しています。

cafeOTO, theBroca  でも配布後、すぐに無くなっていました。
こちらからもメール連絡を期待しています。